Q「地球や自分について考えたらパニックに。怖くてしょうがないけど、死ぬこともできない(20代・女性)」→A「大丈夫、大丈夫。あなたにはいつでも『今ここ』に戻ってくる力が備わっています」

なぜ地球は生まれ自分がここにいるのか

昔から天体の授業など壮大な話を聞くと、自分はなぜここにいるのか…。地球はなぜ生まれたのか…。と不安になることがあったのですが、今年の初めに急に自分がなんなのか分からなくなりパニックになりました。

目に見えているものは認識できているのに、なぜ言葉を認識できるんだ?なぜ私はここにいるんだ?と次々に疑問が湧いてきて不安で仕方なくなります。

いままで見てきた景色すら違って見えるような気がします。

一生このままなのでは。気が狂ってしまうのでは。と、またまた色々なことを考えてしまい胸が苦しいです。

生きている意味を考えてしまったら終わり。というような見出しをネットで見て怖くなったり、哲学を勉強している人は自殺者が多いというような話を聞いて苦しくなったりもします。(哲学を勉強しているわけでもないのに悩むのもおかしいのですが)

いままで好きだったものも、心から好きと思えなくなってしまいました。

不安で仕方なくなると動けなくなってしまい、外にもろくに出ていません。

肉や卵などもパニックになる前は好んで食べていたのに、動物を殺したもの、と思ってしまい食事も楽しくなくなってしまいました。

この先不安で仕方なかったら死んだほうが…とも思いますが、怖くて仕方ないので苦しくても死にたくはないです。

切羽詰まって打っているので、文章がおかしいところが多々あると思うのですが、なぜ人は生きているのか。これからどうすればいいのか、など、少しでも前向きになれるようなお言葉を頂けたらなと思っております。

どうかよろしくお願いいたします。

(20代・女性)

大丈夫、大丈夫。あなたは、今ここにいます。

パニックとは、意識がどんどん先走って、際限なく広がり、迷子になっている状態です。

しかし、意識がどこまで果てしなく広がっても、意識がおさまっている「器」は、「今ここで呼吸している自分の身体」です。

意識は迷子になっても、迷子になっていることを自覚できれば、必ず「器」へ戻ってこれます。それを忘れなければ、気がふれてしまうことはありません。

「器」へ戻る方法は、色々あります。

例えば、その場でできるものは、
丹田を意識して深呼吸。ジャンプ、四股を踏む等。
日常生活の中では、掃除や散歩、料理など、簡単な作業を集中して行う等。
足元や下半身を温めることや、マッサージ、筋トレやダンス、ヨガ等。

大切なのは、身体を動かし、五感を刺激すること。
そして、目の前にある現実に意識を集中させること、です。

「今ここにいる自分」や「生きている意味」を、アタマではなくカラダで実感するのです。

上がった「気」を下ろす、地に足つける、グラウンディングといった表現をする方もいますね。

さて、以下箇条書きで失礼しますが…

・宇宙の全貌を解明することは、おそらくだれにもできません。
でも、自然の流れに沿って、地に足をつけた生活をすることで、
「宇宙のはじまりと終わりが自分の生命の中に含まれている」と実感することはできます。
その実感があれば、「未知のことを何とか解明したい」という焦燥感からは、解放されます。

・自分は何者か?という問いにも、完全に答えられる人間はいません。
でも、他者との比較によって、なんとなく自分のポジションを確認することはできます。
「自分とは、自分以外のすべてによって定義される」ものなんです。
色んな人間との交流を通して、それが腑に落ちれば、不安は解消されます。

・嗜好の変化は、心身の成長過程で自然に起こることです。食べ物を含め、嫌なものは思い切って卒業してみましょう。これから新しくすきなものを見つければ良いと思います!

・人間である以上、何らかの形で他の生命を頂き、自分の命をつないでいます。悲観的になりすぎず、「頂いた命のバトンをどうつなぐか」という視点でおおらかにとらえてみて下さいね。

不安で押しつぶされそうなときこそ、自分の命を慈しみていねいに生活してみて下さいね。

字数制限で言葉が足らず…ご容赦下さい。
少しは気が楽になりますように…

合掌

*******

※こちらは以前、お坊さんに質問、悩み相談できるQ&Aサイト‐hasunoha[ハスノハ]で回答させていただいた内容です。さまざまな宗派の僧侶の方がオンラインで無料のお悩み相談にのって下さいます。興味がある方はぜひどうぞ。

※アイキャッチ画像の背景は、やなぎけんじさんの『心を鎮める、マンダラヒーリング』をワークした作品です。繊細で美しいマンダラ図がたくさん載っています。

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