Q「もうすぐアラサー。もっと自分の能力を使い切って生きていきたいというのは、傲慢でしょうか?」→A「傲慢じゃないです。それは発菩提心(ほつぼだいしん)です」

女性の生き方について

こんにちは。

もう少しで25歳、アラサーの仲間入りを果たそうとしています。そんな中、自分の人生において一番大事なものを決めかねているところです。

まず、私は只今転職をぼんやりと考え中です。理由として、今の仕事は人間関係は申し分なく、分野も私の学んできたことを活かせるのですが、毎日が平行線の様にずっと同じなのです。仕事を頑張っても具体的に役立っている、評価されているという実感は全くありません。また、お給料も他社の同期と比べるとやや低め、手当も手厚いとは言えません。このことが自分の能力の評価結果の様に思え、虚しく感じているためです。

この悩みを母に言うと、「女の人は出産・育児っていう大事な仕事があるじゃないか。今の仕事はほどほどに頑張り、結婚後はそちらに専念しては。」とのことでした。今まで勉強勉強と言われ続け、その期待に報いようと、必死に頑張ってきた私に対する母の答えがこれです。確かに、現在結婚を前向きに考えている相手がいるため、現実味の無い話ではないのですが、何だか一層虚しさが増しました。

ただ、母は出産後は育児に専念したかったものの、事情があり共働きをせざるを得なかったため、後悔を残しているという背景があります。それでで私も子供のころ随分さみしい思いをしましたが、自分に置き換えるとまだ納得しきれません。

勿論、家庭を望む女性が転勤や長時間残業を伴うキャリアも望むのが難しいのは理解しております。また、勉強を頑張っても、その結果望んだ大学に入っても、出産・育児に全く関わりがないと言いたいわけではありません。ただ、出産・育児を見据えて、現在を消化試合の様に過ごして良いのか、また自分の人生は、もう自分自身が評価されるのを許されないのか、と問いたいのです。

私は欲張りすぎるのでしょうか。もっともっと、自分の能力を使い切って人生を生きていきたいと思うのは傲慢でしょうか。大げさかもしれませんが、どこを目指していいのかわからず、少し無気力な気分です。皆様の観点で、ご教示の程お願いします。

(20代・女性)

 

傲慢じゃないです、それは発菩提心(ほつぼだいしん)です

(※タイトルはアレですが、内容は決して出家のススメではありません。笑)

あなたの心は、行き先を知っています。授かった命を輝かせる方法を知っています。周りの価値観に振り回されているうちに忘れてしまっているだけです。

天から授かった命の価値や可能性。それを思い出すために人は生きているのかもしれません。

全ての望みがいっぺんに叶うことは、限りません。だから、優先順位をつけることは大切です。

でも、優先順位をつけるということは、他の望みを諦めることにはなりません。あなたの魂が本当に望む願いであれば、機縁が熟したときに、自然ですんなりと納得できる形でチャンスが巡ってきます。

大丈夫です。

自分も、25のときはあなたと同じように悩んでいました。でも、人生をかけて好きなことして生きると決めてからは、どこで何をしていても、きちんと自分の命を最大限に活用しているという揺るぎない自信と安心があります。

まずは怖がらずに、自分の心に耳を傾けてみて下さい。自分の心がときめく方へと、一歩踏み出してみて下さい。

打算や掛け値なしに、あるいはなんとなくずっと、あなたの好きなもの、大切なもの、気になるものは何ですか?

小さい頃から、ずっと挑戦してみたかったことはありませんか?

何をしているときの自分が、いちばん輝いていますか?

 

きちんと自分の心に向き合うことが、自分の能力を使い切って生きるための最短ルートです。

応援しています。

合掌

*******

※こちらは以前、お坊さんに質問、悩み相談できるQ&Aサイト‐hasunoha[ハスノハ]で回答させていただいた内容です。さまざまな宗派の僧侶の方がオンラインで無料のお悩み相談にのって下さいます。興味がある方はぜひどうぞ。

※アイキャッチ画像の背景は、やなぎけんじさんの『心を鎮める、マンダラヒーリング』をワークした作品です。繊細で美しいマンダラ図がたくさん載っています。

お読み頂き、ありがとうございました。
あなたの心が少しでも軽くなれば幸いです_(._.)_

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